商社の海外出張・駐在の3つの現実【ぶっちゃけな話】

商社志望の学生

「現在、就活中の学生です。

自分は海外留学もしてたので、
就職先はもちろん言語を使ったグローバルに活躍ができる職場に行きたいと考えてます。

けど、観光で海外へ行くのと、仕事で行くのとでは全く違うというのは
学生の自分も理解してます。

ぶっちゃけ海外出張や現地駐在って
どうなんでしょうか?

イメージでしかできないので、ぶっちゃけな話を知りたいです。」

 

こういった疑問に答えます。

 

この記事を書いている私は、
フィリピンとロンドンに留学し、上場商社へ就職しました。

タイへの海外出張は毎月あります。

 

商社の海外駐在の現実【ぶっちゃけな話】

passport booklet on top of white paper

海外出張や駐在をしたいなーと思いつつ、
会社探しをしてました。

しかし、実際に仕事をしてみて思ったのが、
やることは全て日本でやってることを海外でやってるだけで、
特にすごいことをしているわけではないです。

結論、海外出張や駐在は避けれれば避けた方がいいです。

海外出張や駐在を避けた方がいい理由は下記の3つです。

 

①働き方改革というものがない場合がほとんどです

②駐在員は日本本社に合わせないといけない

③ストレスを抱えやすい【うつ病にもなる可能性ありです】

 

駐在者に意見を聞くと共通してるのがこんな感じです。

海外拠点と仕事をしている経験から
1つずつ説明していきます。

①働き方改革というものがない場合がほとんどです

最近の日本では、「働き方改革」と言われ、
残業規制が入ったり、パワハラ・セクハラの完全排除、
有給絶対取得など、色々と施策をしています。

しかし、実際のところ働き方改革は、
日本のみに適応と考える企業がほとんどです。

なぜならグループとは言えど、
海外法人はあくまでその国の企業という位置づけなので
扱いが悪かったりといったことはあります。

②駐在員は日本本社に合わせないといけない

先日、下記のようにツイートしました。

これは最大のデメリットです。

時差が大きい拠点と会議をするとなると、
基本的に海外拠点が日本拠点の時間に合わせないといけません。

日本は昼だけど、アメリカは深夜なんてことは普通にあります。
日本が午前に会議をするとなれば、タイ拠点は早朝に出社しないといけない、
といったことは当たり前です。

ワークライフバランスなんてあったものじゃないです。

③ストレスを抱えやすい【うつ病にもなる可能性ありです】

海外駐在をする人は、
ストレスを抱え込んで早期で帰国した人もいます。

これは会社環境だけでなく、
海外現場に合わないなど、色々と問題があったり、
商社であれば、顧客、仕入先、日本拠点と、
色々なところから板挟みになりやすいので苦痛です。

ストレスを抱え込んでうつ病になってしまった人も
たくさん見てきました。




出世や転職のために身を削りたいですか?

brown wooden crucifixion on blue surface

海外駐在はかっこよく見えて、
現実はただただきついだけです。

治安やインフラが悪い国ならより一層きついだけです。

海外行きを命じられた人は有望な人材の可能性がある【転職も有利】

海外行きを命じられた人は、
基本的には有望な人材だからということで、
日本以外の国で経験を積ませる場合がほとんどと言われてます。

また、海外経験を積んでから
帰国後により高い収入を手に入れることができる仕事に転職したり、
現在の仕事よりもキャリアアップができる職場へ移ったりという人も多いです。

一見、ポジティブな見方ができますが、
家族を置いてまで単身赴任で異国の地で滞在であったり、
同行してきたとしても、日本とは正反対な治安の悪い国であれば、
簡単に連れてくることは難しいです。

一番、子育てが大変な時や、
家族の時間を大事にしたい時に
海外生活はナンセンスです。

シンプルにリスクが高いです。

会社のために犠牲になりやすい【ワークライフバランスはない】

前述したように、日本拠点のスケジュールに合わせないといけないため、
ワークライフバランスなんてあったものじゃないです。

日本が出社していれば、海外は休みでも出社しないといけないですし、
朝に会議が予定されていれば、夜遅くまで残って対応しないといけないですし、
日本から経営幹部が視察に来た際は、朝早くから夜遅くまで同行しないといけない運命にあります。

俗に言う社畜のように生きなければならないです。

会社に尽くしたいという人であれば問題ないですが、
そうでないのであれば、駐在は避けた方がいいです。

【余談】:海外出張は楽しいです

ここまで海外駐在に対して、現実を書いて来ましたが、
海外出張は楽しいです。

出張は、いつもと同じ雰囲気を味わうことができ、
気分転換ができますし、

日本のほとんどの会社は、
物価の安い国に拠点を置いてる+交通費や宿泊費は
会社から支給されるので、

仕事が終わってからは、どこに行っても楽しいです。




まとめ:安易に海外へ行きたいと断言するのはやめよう

silhouette of standing man beside dog facing lake under clear blue sky

本記事をご覧になっているのが、海外志望の就活生であれば、
現実逃避したいかもしれませんが、これが現実です。

日本本社からの要求で疲弊⇨ストレス過多

海外拠点へ出向し、
日本本社・仕入先・顧客からの要求に耐えることができず、
ストレスを抱え込んだ結果、

5年は駐在の予定だったはずが、
1年で帰国した人も中にはいます。

その仕事が大好きで仕方がない人なら、
問題はないと断言できますが、
元から、あまり好きでない仕事なら海外へ行けばストレスは倍増します。

海外駐在をしたいなら覚悟を持とう

就活生で、海外駐在を将来的にしたいと思っているのなら、
覚悟を持った方がいいです。

生半可な気持ちで、
留学経験を活かして海外で仕事がしたいであったり、
ひとり旅で培った忍耐力があれば海外で仕事なんか簡単、という感じであれば、
滞在してからきついだけです。

あと5年もいないとダメなのかと思うだけでも詰みます。

海外駐在をしたいという人は、OB訪問などで聞いてみるのありです。
別記事でOB訪問の仕方について書いたので見てみてください。

就活で必須フローのOB訪問のやり方【Fランでも大手内定】

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