新卒就活で英語力をアピールしたい人
「就活で英語力をアピール材料の1つにしたいと思ってます。
けど、英語力を武器に就活でアピールするためにはどのようにすれば良いのかがわかりません。
就活で大手企業や外資系企業に内定するために英語力をアピールするための方法を教えてください。」
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、大学はFランでTOEICは145点から
スタートでしたが、810点までスコアを伸ばし、就活では上場専門商社に内定を勝ち取ることができました。
目次
就活で英語をアピールするためには?

就活で英語力をアピールするためには、
TOEICが900点あります
留学経験があります
といったものでは簡単に内定を勝ち取ることはできません。
英語を就活でアピールするための重要なこと3つを書きます。
①英語資格はおまけと考える
②英語の資格取得のPDCAサイクル【問題解決力】
③資格+英会話力を身につけよう
①英語資格はおまけと考える
TOEIC、英検、IELTS、TOEFLといった有名な英語の試験が数多く存在しますが、
就活においてはどんな資格でもただのおまけ材料にしかなりません。
企業の人事部は、資格を持っているから仕事も同等にできるとは思っていません。
(公認会計士や弁護士などは異なる可能性あり)
ES(エントリーシート)に書いてアピールするのであれば書いても良いですが、
面接では面接官から問われたら資格取得ではなく取得するまでの
過程をアピールするといったことにフォーカスしてください。
②英語の資格取得のPDCAサイクル【問題解決力】
英語に限らずですが、実績をアピールするということよりも
実績を出せた過程(ノウハウ)や計画段階などの説明内容を企業はフォーカスしています。
英語の実績結果なんてものは、資格が取れたことだけですぐわかることなので、どのようにして計画して行動し、結果を出すことができたか、そして次の資格などに向けてどのようにアクションしていくかが重要だからです。
例えば、
事実:TOEIC800点取得
要因:リスニング200点、リーディング230点
仮説:リスニングの方がスコアは低いしTOEICはリスニングの方が伸びやすい
解決:リスニングPARTに特化した問題集で問題を解いた。
こんな感じで事実、要因、仮説、解決をわかりやすく説明できれば、
企業からすれば1つの問題に対して、分析もできて、仮説も立てることができて、解決法も出すことができる、
そして誰に対してもわかりやすい説明ができるということが伝わります。
論理的に要因を話すことで、問題解決力や会社で任されたプロジェクトを進行できるポテンシャルがある人材と評価してくれます。
③資格+英会話力を身につけよう
外資系や超有名大手企業の海外職種であれば、英会話力はあった方がいいです。
実際の経験ですが、特に外国語学部や英語をアピール材料にしている人は
英語で自己PRや学生時代に力を入れたことなどを述べてくれと言われた人もいます。
会社側がこのように試すのは、外資系や海外関係の職種であれば英語ができて当たり前の世界で、
英語ができてやっとスタートラインに立てる世界と見ているからです。
誰もが知っている企業や外資系企業を狙うのであれば、英会話が少しでもできる方がいいです。
といっても就活で英語力は誇張しない方が良い

冒頭と逆のことを書くことになりますが、英語力があるとか帰国子女ですといったことはアピールしすぎない方がいいです。
新卒に求めるのは主体的に動ける熱意ある人
新卒に求めるものは”英語力”ではありません。
英語力なんて企業の研修でなんとかなると思っているのが会社の考えです。
特に日系企業は新卒が売上をすぐに出せる人材とは見ていません。
年功序列の会社がまだまだ多いので、じっくり育てばいいやといった感じです。
新卒に求めるものは即戦力といったところではなく、
10年後、20年後に引っ張ってくれるリーダー的な人を求めています。
英語ができるから10年後も20年後も引っ張ってくれるとは限りません。
総体的にその企業への”愛”や”熱意”がベースとしてあっての英語です。
英語力がある=内定にはならない
英会話力があるから内定には繋がることはないです。
英会話力があるから内定に繋がるのであれば、
外国語学部がかなり就活で無双できるという噂が成り立ってもおかしくないです。
内定の決め手となるのが、その会社でしかできないことなどをアピールし、
その最終展開として海外というワードを出すことで内定に繋げることができます。
面接では話し方やPR力などを見ていて内容は聞いていない
就活の面接で、企業はぶっちゃけ誰が何をしたいたなんてことは覚えていません。
特に大手企業であれば受けてくる人数の規模も桁違いなので余計です。
会社は面接の内容というよりかは、どのように説明してアピールしているかなどに注目しているところがあります。
「結論➡︎理由」で端的に話すといった話し方を意識することでコミュニケーション能力があるとアピールすることができます。
まとめ:英語力はESのみ。面接では話し方をPRしよう

まとめます。
・新卒の就活で英語はおまけ
・大切なのはその会社でできることや熱意
・内容が悪くても話し方が良ければ就活は無双できる
新卒の英語力は参考程度のみ
新卒の就活などはぶっちゃけ英語力なんて見てないに等しいです。
英語力がある人材が欲しいことには変わりはないです。
ただ、本当に必要なら、この前まで学生だった人よりも英語を専門的に仕事にしている通訳か海外駐在経験をしている人を
中途採用する方が、投資金額的にも賢明な選択だからです。
新卒の就活で”内定”を勝ち取るということに目的を持つのであれば、下記に意識してみてください。
「学生時代に力を入れたこと」
→行動を起こしたことで生じた問題に対して
完璧に解決したプロセスやノウハウ。
→会社でも生かせる「自己PR」
→自分自身の価値=商品価値、です。
→就活は内定を手にいれるまでは、
会社が人材という商品を購入する形になります。自分の存在価値が会社に対してどのように価値提供できるのかが
必要です。そしてそのアピールの仕方=営業力のように見られたり、
会社という組織に必要なコミュニケーション能力があるかが見られます。「志望動機」
→その会社じゃないとだめな理由を述べることで、
競合他社とは違うことをアピールできる力があるかを見られます。
これらの基礎の中の基礎があって、英語力がプラスαであれば、加点されるという感じです。
英語力をアピールするということ就活で注力したいのであれば、
実績になっている手に入れた英語力に対して、どのようにして手にいれることができたかということを
論理的に話すことができれば、内定に近づくことができます。
就活でアピールするには熱意【英語はおまけ】
新卒の就活ではTOEICは高くないとだめだであったり、英語は使えて当たり前と言われてますが、
企業は研修でなんとかなるという思考なので、基本的にはESをスムーズに突破するために頑張り、
面接ではあまりアピールしすぎない方が良いです。
自分はTOEICを145点から810点まで伸ばしたことやロンドン大学に留学したことをアピールしましたが、
思った以上に内定を手にすることはできませんでした。
私の経験を糧に就活に生かしていただいたら幸いです。
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